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目まぐるしく変化する携帯電話。
その世界の中で、壊れてもいないのに、変える必要がどこにあるのかという信念をもっていた旦那さん。
しかも、今使っているのは、たった4年しか使ってない。
けれど最近、タワシみたいなゴロンとした形がちょっとかさばるようになってきたし、何より、同年齢の仕事仲間さえ、スリムでシャープな携帯を持ち歩いている。
ちょっとお店に見にいってみようかな。
「いらっしゃいませ、新しい携帯をお探しですか?」>^_^<
「え、ええ、ちょっとね・・・」(^ー^)
「それでしたら、こちらはいかがですか?今一番新しい機種なんです」>^_^<
「カッコいいけどもな、もうちょっと安いのある?」(^_^;
「では、こちらのはいかがですか?只今サービス期間中でございます」>^_^<
「どれどれ、できればもっと大きな文字でボタンも大きい方がいいな」(^_^;
「それでしたらコレがいいですよ。ボタンも大きく操作も簡単。1番は『父』、2番は『母』、3番は『子供』という具合です。」>^_^<
「・・・・・」(>_<。)
『年配者向き携帯』の、はっきりくっきりの大きな文字と大きなボタンが目に優しい。
『話す』『切る』ボタンも、なんと分りやすいことか。
細かな文字に、目がショボショボする事もないかもしれないな・・・・・
しかーし!・・・・それだけは避けたかった。
まだまだ、シャープでスリムの携帯電話でなければいけないのだ。
たとえ、指が二つのボタンを一緒に押しちゃっても、小さな文字が見えなくってメガネをずらし、鼻の下が伸びちゃっても、カタカナ変換に苦しんでも、QRコードや赤外線なんか使いこなせなくても、その『年配者向き携帯』だけは勘弁してほしかった。
「じゃ、じゃあこのお手頃価格のにしようかな」(^^;)
「ありがとうございます。では手続きを」>^_^<
かくして、新しい携帯を持った旦那さんは、操作に慣れるまでの長~い時間との格闘が始まった。
でも早くしないと、最近の携帯は寿命がどんどん短くなっているんだってさ。