北海道・札幌発・だべさ通信5

ふすまの影から応援よ

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連日のオリンピック競技。
ソファで足を組み、時には抱え込み、そして時には身を乗り出し、落胆し、なんだかんだと言いながら、結局 夜遅くまで見らさっちゃう(見てしまう)。
バドミントンもすごかったもね。
ベシベシベシ!!っと、その早さに、見ているのに、目が追いつけないんだもの。

 

 

先日の卓球のような、日本選手が苦戦を強いられる試合はもありますね。
そういう時は
「ダメだわ、お母さんはもう寝るわ」と言って寝床に入ります。
すると、茶の間の方から” 入った、入りました! ”と音がもれて聞こえてきます。
なに、やったのかい!
ガバっと起き上がり、よつんばいになってふすまを開ける。
顔を出して、「入ったの?やったの?」と、寝転がって見ている長男に聞いてみます。
長男は「うん」と一言。
そうか、やったか。見なくっちゃ。

 

 

ベシベシベシ!!
うわあ、おお~、おお!!でもやっぱし追いつけないかあ〜〜!
気まぐれな運命の女神は、あっちにしようかこっちにしようかとウロウロしてる。
「ダメだ、もう見てらんないわ。じゃあお休み」

 

 

しかし床に入るとまた、ふすまの向こうからテレビの音が。
”入りました!”
再びガバっと起き上がり、ふすまを開けて長男に、
「ねえ、どっち、どっちが入れたの?」と聞いてみます。
したっけさ「起きて見ればいいべさ」っとあきれ顔。

そうだよね、そうなんだけどさ、だって、見ていられないんだもん!
ああ私って、こんなに小心者なのさ。

 

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