北海道・札幌発・だべさ通信5

ぼたん雪のあとに現れた満開の花

先日、札幌の街を歩いていた時です。
地下鉄を降りて地上に出ると、大きなぼたん雪が流れ落ちるように降っていました。
白い世界に足を踏み入れたかのようなぼやけた景色です。ややもすれば2丁先の信号の色も見えなくなるかも。

 

 

肩をすぼめて早足歩き。
それが1丁も歩かないうちに雪がピタっと止んだんです。
おお、よかったよかった。あんなに降っていたのにね。メリハリのある雪雲だったのね。

 

 

するとそこに、突如 満開の雪の花を咲かせた木が浮かび上がりました。
おお〜〜。ここは今まで何度も通ったけれど、な〜んも気にしたこともなかった木。
街中で、こんな状況に出会えるとはなんとラッキー。
背景の空の青さと街の灯りもライトアップに協力していますよ。

 

 

ぼたん雪の降る時は気温が高い時が多いので、この満開の雪も、間もなく消えて無くなってしまうはずです。
その証拠に、ほら、木の枝は溶け出した雪に濡れて、黒く湿った色になっているもの。

美しいものは長続きはしないんだよね。
ああ〜〜目の保養をさせてもらいました。

 

 


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