北海道・札幌発・だべさ通信5

ウソをついても目は泳ぐ

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病院の定期検診に行ってきました。

「あー、ぽぷらさん、調子はどうかな?どれどれ、血圧手帳を見せて下さい・・・・」
私は以前、血圧が上がってからというもの、毎日、朝と晩の2回、血圧を手帳に記録しています。

 

今では体調もよくなって、血圧の薬は飲まなくても大丈夫。
先生のお話によると、『血圧の薬のは飲み始めたら止めてはいけない』と言われていますが、症状や状況によっては、薬を飲まなくてもよい場合もあるそうです。

 

先生に、自信を持って手帳を見せちゃう。
「おお、いいじゃないですか!安定していますね」
”はい”

 

けれど、それとは別にちょっと気になるのは、半年前の血液検査で中性脂肪が多すぎることが判明したこと。
ご飯大好きなのに加えて運動不足。他人には厳しいくせに自分には甘い性格だもね。
消費するエネルギー源よりも多くご飯を食べちゃうもんで、中性脂肪はどんどん貯まる一方です。

 

「運動はどうですか?ウォーキングしてるんでしょ」
”あ、え、ええ・・・・”
まずい、本当はあまり・・・・っていうかほとんどやってない。
最近は仕事にかまけて歩いて買い物に行く回数が激減!
だってだって、寒いんだもん。

 

そのとき、私は確かに自分の目が泳いでしまった事に気付きました。
それまで先生と目を合わせていた視線を外し、何処を見るでもなく宙を見て、左右に目の玉を動かしちゃった。
こういうときの『目が泳ぐ』心理というのは、動揺したときですね。
後ろめたい事があるときや頭の中がパニックになったとき、ウソをついちゃったときなど、いくら隠そうと思っても、心理状態は必ず動作に現れちゃうものです。

 

目は口ほどに物を言うと言いますが、人は可愛い動物や赤ちゃんを見たときは、目の瞳孔(ひとみ)がパーっと開くそうです。
あと、素敵な異性を見たときの瞳孔もね。
人は、『もっと見たい!』と思ったものが現れたとき、その姿を少しでも多く取り入れたいと無意識に瞳孔が開くんですね。
でもその逆に、見たくない、避けたい、拒否したいなんて状況のときは、無意識に視線を避けてしまう。

 

「ぽぷらさん、血液検査そろそろやりましょうか、前回から半年たってますからね」
え、血、とるってかい。
それは、最初から予定されてた事かもしれないけれど、もしかしたら私の動揺を察知したのかもしれない。
目を泳がしちゃったうえに血を取られたんじゃ、もうどうしよーもございません。
はたして、検査の結果はどうなるでしょう・・・・・体は正直だしね。

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