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小さな体で、はっちゃきになって木に穴をあけていたコゲラ。
さて、あれから穴はどうなっているんだろう。
木の傍までくると、カッカッカっと音が聞こえます。
やってるやってる・・・・でも、穴しか見えません。
しばらく見ていると、木クズを加えたコゲラが顔を出し、ペッ!と外に捨てました。
いた!体がスッポリ入るくらい深の穴になったんだ!頑張ったね。
さっそく、カメラを構えたけれど、しばらくたってもコゲラは顔を出しません。
そうか、木クズが取れないと捨てられないもね。
しばらく上を見ていると、おじさんとおばさんたちのグループがやってきました。
私がずっと上を見ているもので、
「何かいるんですか?」と先頭のおじさんが聞いてきました。
”ええ、あの穴に鳥がいるんです。顔を出してくれるのを待っていまして・・・・”
「そうなんですか!みなさん、あそこに鳥がいるそうです」
『え、どこ?どこ?』みなさんも一斉に上を見上げました。
「どこですか?」
” あの、木の股の少し上の・・・・”
その時、コゲラが顔をだしました。
『キャー顔出したよ!カワイイ!見た?見た?』
わわわ、この瞬間を待っていたのに。
コゲラはポイっと木クズと捨てると、また中にもぐってしまいました。
惜しかった・・・
「何ていう鳥ですか?」
”たぶん、コゲラっていう鳥だと思いますよ”
「みなさん、この鳥はコゲラという鳥だそうです」
『へ〜コゲラっていうんだ・・・・あ!また顔だした!』
ええ!
再びカメラを構えたときにはもう穴の中。
オヨヨ・・・・
「それではみなさん、先、行きますか、いやいやどうもどうも、ありがとうございました」
”いえいえ”
グループの皆さんが歩き出しました。
私が再び木を見上げると、グループのおじさんの声が聞こえました。
「あの鳥はなんて鳥なんだ?」
その忘れっぽさは私とおんなじだ。
もしかしたら、歳の同じ酉年か?
なんだか親しみ感じちゃったべさ。
この巣穴を掘り始めたころの
コゲラの穴、3日でこんだけ頑張った!はこちら>
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