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ゴミステーションに備え付けの網が消えてしまったのは1月の事でした。それから間もなく、黄色の新しい網が1枚、電柱に備え付けられました。
でもね、カラスは黄色が苦手だなんて誰が言ったんだべね、効き目なんてな~んもないの。ちゃんとくちばしで持ち上げて、はいどうぞって、仲間のカラスに網を上げてやってるんだよ。カラスもなかなかやるもんだよねー。
だからそこらじゅう、散らかしたゴミでわ~や(ぐっちゃぐちゃ)になってしまいます。
おまけによそから車でゴミを持って来る人がいたり、夜中に置いて行ったりと、カラスにしてみりゃパラダイスゴミステーションになってしまいました。
何度掃除をしても、町内会に訴えてもらちがあかず、婆ちゃんもぶっちぎれです。「いっぱ(一羽)とっ捕まえて吊るせばいいべ!」頭のいいカラスは、それを見て来なくなるという昔の方法です。んん、気持ちわかるわ。
とうとう見かねた旦那さんが、数枚の板をヒモで繋げて作る囲い板”カラスよけサークル”の設計図をネットで入手!さっそくホームセンターでカットしてもらった四角い板で、我が家一丸となって、その秘密兵器を作る事にしました。
ガガガガー!!おお!お父さん、なかなかやるね。旦那さんがドリルで板に穴を開けたら、私がロープで板と板を繋ぎました。・・・・・あら?お父さん、穴の位置、ずれてないかい?
「おっかしいな。計ったんだけどな」みんな同じ四角い板なのに、なして穴だけ2センチもずれてるんだべね。
繋げるロープが短かったり、うまく結べなかったり。立ったりしゃがんだり、いい運動になっちゃって、まあなんとかこれで出来上がり!!
シュミレーションしてみよう!!
電柱役のお父さんはこのロープで縛られるんだからしっかりおさえていてね。
主婦役のお母さんがやってきて、折り畳んだサークルの板を、こうして広げてゴミを入れました。
はい、次男くん、サークルの中に入ってみよう。
「え、オレってゴミの役なのかい?」仕方なくサークルの中に入りました。
そこにゴミ収集車がやって来ました。収集車の兄さんはゴミを片付け(次男、さっとサークルから飛び出す)、パタンパタンと素早く板をたたむ事ができるでしょうか。
パタンパタン・・・・あら、たたまさんない?板を繋いでいるロープの長さに、もう少し余裕が必要のようです。
かくして調整し直して遂に完成!さっそく電柱の下に備え付けました。
ねえねえ、みんな気づいてくれるかな。燃えないゴミだと思われないかな。
ゴミステーションでデビューできるかどうか、なんだかみんなでドキドキです。