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最近、どーもストーブの調子がよくありませんでした。
どんなに火力を大きくしても力強く燃えなくなってしまったんです。
この石油ストーブは設置してから17年くらい。
数度の分解掃除を乗り越えて、寒くなっては点火ポチ!暑くなっては消火ポチ!
ストーブがあって あたり前の生活です。
もう少し頑張ってほしいと思っていたけど、やっぱり調子が悪くて、私も旦那さんも、そろそろかなあと思い始めていました。
「このストーブ、もうダメだね」
「そうだな、ダメだな」
「もう2、3年頑張ってほしかったけど、やっぱしダメだね」
「ダメだな」
「変える?」
「買うか」
そんな会話をしていた時でした。
突如ストーブから、最後のメッセージが。
ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーーーーッ・・・・・・・
ガタン!!
電源が落ちました。
初めて聞く音に驚いた時にはもう、何の応答もありません。
ストーブは、ただただ家族の為に尽くしてきたにもかかわらず、悲しい言葉を平気で飛ばす私たちに絶望し、報われない運命に悲観したのでした。(だぶん)
ホームセンターにはもうストーブのコーナーはなく、すっかり春に模様替えです。
それでもなんとか、展示品だった売れ残りの商品を見つけて買い替える事ができました。
いくら物でも、自分の前で、あれだけ言われちゃー悲しいよね。
機械だって心が通じるのかもしれないです。
消費税が上がるまえで、少しはよかったのかも。
そうか、テレビのニュースを聞いていたんだね。