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近所のコンビニ。
「はい、ただ今参ります!」店員さんの声に振り向くと、
チケットを購入する機械のところで、中年女性が、助けてまなざし光線を発信していました。
ああ、そうそう、わかるわあ。
通販で買った品物の決算などをする場合、この機械から発券されたレシートを持って、レジで代金を支払うというものがあります。
若い方にとっては簡単な操作でも、銀行のATM操作でいっぱいいっぱいの中年おばちゃんにとっては、画面がいったい何を言おうとしているのかが、よくわかんな〜いのであります。
店員さんは、レジにいた私をみつけて、
「あの、ちょっとお待ちください」と恐縮してから、女性の為に発券機の操作を続けました。
いいのいいの、まるでいつかの私状態だもの。
そのうち、私に気付いた別の店員さんがやってきました。
「お支払いですね。では金額が正しいか、パネルにタッチして下さい」
はいはい、すまして中指タッチ。
・・・・ん?画面が変わりません。指が乾いているのかな。
もう一度タッチ!・・・・
タッチタッチの 今度はちょっと力を入れて、ググイとひとさし指タッチ!
・・・やっと画面が変わりました。
ホっ・・・・あせったけれど、顔には出さず。
すまし顔して支払いを済ませました。
ほんとにねえ、なんでもパネル操作になっちゃったら、おばちゃん達はいつもドキドキもんだわよ。
そこで一句
おばちゃんは、タッチパネルで、プチあせる。