PR
昼間のJRバスには、お客さんが数人乗っているだけでした。
運転手さんのすぐ後ろの席に座っちゃおう。
「発車します」
あら、女の人の声。
細い手首に小さな白手が、肩幅もありそなハンドルを握っていました。
カッコいいなあ。
”次は〜ていねほんちょ〜手稲本町でございます♪”
車内アナウンスは機械がしゃべっているけれど、バス停に着くと女性運転手さんが案内します。
「手稲本町でございます」
降りるお客さんへは
「ハイ有り難うございます」と声をかけています。
昭和40年代、まだ国鉄バスと言われていた頃に、バスには運転手さんの他に、女性の車掌さんも乗っていました。
車掌さんが、「次は、とみおか、富丘でございます、お降りの方はいらっしゃいませんか?」
と案内をして、降りるお客さんがいると
「次ねがいます」と言って合図のブザーを1回、ビー!っと鳴らして運転手さんに知らせるのでした。
なんだか懐かしい空気。車内は優しい女性の声で桜が咲き始めたみたいです。
しかも、雪壁で混雑している国道も、スイスイとバスをあやつっちゃう。
しばらくすると、突然 右方向から軽自動車が割り込んできました。
わわ、あっぶな〜い。
プオ〜〜〜ン♪
クラクションと同時に柔らかい急ブレーキ!
さ、さすが・・・・・
彼女は大きなハンドルをグルグル回し、何事もなかったかのように、バス停に滑り込みました。
私の降りる所はもうすぐかな。このへんは何処だろう。
”次は〜西町7丁目、西町7丁目でございます♪”
外の景色を必死で確認。たぶんここだわ。
壁のボタンを押してピンポ〜ン。
確かこのバス停、昔は『手稲東』という名前だったはず。
キョロキョロ・・よかったここだ、乗り越すとこだったわ。
今ではバスから車掌さんは消えちゃって、バス停の名前も、めんこかった私の姿も変わっちゃったけど、運転手さんが女性なんてカッコいいから、月日のたつのも、それはそれで、いいんでないかい。
「西町7丁目です、ハイ有り難うございます」
女の運転手さん なんだかホッとしますよね
運転もきっと優しい気がします
わりこんでくる車に動揺しないのも さすがプロですね
私だったら そーはいきません 汗
バスに乗ってお出かけだったんですね
バスにはバスの良さがありますよね 汽車には汽車の・・・
私は普段 自分の車が多いので たまにバスに乗ると いい風景に出会えますもん 笑
若い女性のアナウンス。桜の季節を感じましたね。チョイ悪爺ィや家はいつも「姥桜」の声しか聞こえません。「ポプラ」さん家は、鶯の声でしょうね。
主人の会社にも女性の運転手さんがいます。路線バスに乗った時女性の運転手さんでした。車内の雰囲気がいいですね。ペーパードライバーの私はバスの運転をする事ができるなんて、尊敬してしまいます。主人のバスにはまだ一度も乗った事はありません。乗ってみたいんですけどね。
すみれさんへ
”バスの風景”に乗った時の風景は、自動車とはまたひと味違っていますね。
広くて、遠くの方まで見たりして。
気付かないうちに、新しいお店ができていたりとか。
運転手さんが男性とばかり思い込んでいるので、女性の声を聞いた時には、とても嬉しくなりました。
チョイ悪爺ィやさんへ
「姥桜」は「姥桜」の味ってもんがございます。イキでいいのではないでしょうか。
我が家はまだまだウグイスと行きたい所ですが、最近では「姥桜」のウグイス声でございます。
へろへろさんへ
本当に、大きなバスを運転するなんて、尊敬しちゃいますね。
いつか、ご主人様の運転するバスに乗れたらいいですね。
もし私だったっら、とても誇らしく思います。
何て超えをかけようかな・・・なんてバスを降りる前に必死に考えちゃうかもです。