北海道・札幌発・だべさ通信5

バスで出会ったキャピキャピ女子高生たちにエール

夜の8時半頃バス停に向かって歩いていた時、もしやと思い後ろを振り返ったら、こちらに向かっているバスのおでこには『手稲営業所行』と表示されている。っていうか、もう迫ってる!!



それ〜〜!ってもんでバス停までダッシュする。
素早く走り込み(本当はハッチャキ小走りで)間に合った・・・・・
バス停にはすでにジャージ姿の女子高生と思われるガールズが5・6人、スズメのようにおしゃべりしていて楽しそうでした。
きっとスポーツ系のクラブなんだね。膝までめくり上げたジャージからは、パンパンのふくらはぎが頼もしい。


ハアハアと息も整わないうちにバスが滑り込んできました。
バスの扉が開き、女子高生たちが乗るのかと思いきや、先頭に立っていた女子が私の方を向いて
「どうぞ!」って言うじゃありませんか。
『いえいえ、みなさんどうぞ』
「いえいえ、お先にどうぞ!」「どうぞどうぞ」
一斉に「どうぞどうぞ!」
みんなで手を差し出すもんだから、なんだか花道を歩くみたいで照れくさいですよ。
『そ、そうですか、すいません、それじゃお先に・・・』


バスの中でも楽しそうな彼女たち。
今度は年配の男性がバスに乗ってきました。
そしたらシートに座っていた女子たち二人がすっくと立ち上がり、男性に
「どうぞ!」と言いました。


男性は、手を横に振って、「いやいや、大丈夫だから」と言ったけど、二人の女子は「いえいえ、私たちは大丈夫っす!」「どうぞどうぞ・・・」
男性に席を譲った彼女たちは、さっさとバスの前方に移動していきました。


元気で気持ちのいい女子たちだね。
私も女子高生の時はピチピチだったんだけどな、今じゃバスに乗ったらまず座れる席を探しちゃうもんね。
彼女たちが何のスポーツの選手かはわかりません。
でも頼もしい女子たちに頑張れって言いたいっす。




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