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上砂川は石炭の町でした。
採炭が盛んだった頃の住宅や施設があった地域の一角には、現在『炭鉱舘』という資料館が立てられていて、当時の様子を知る事ができます。
むこうの方に見える、ピラミッドみたいな山はボタ山って言います。
石炭を掘るときに出てくる、いらない石や石炭のクズなどを捨てた所。
それがだんだん、大きな山になりました。
私の住んでいる手稲(昔は札幌群)にも昔は鉱山があったので、ちょっと似ていて懐かしい。
上砂川のボタ山と同じような、山の斜面があって、私たちは『ズリ山』って言っていました。
今はもうすっかり緑で同化しちゃっているけどね。
ボタ山は、岩や石のゴミの山という事で、崩れる事故もあったりして危ないっしょ、だから殆ど消えてしまったそうです。
ところが現在では、当時の産業を支えた証ということで、保存する考え方になってきたとか。
でも、ここで暮らす方達にとっては、先人たちの生きた証だもね。
きっと、故郷みたいな山になっているような気がします。
手前にはコンクリートの土台みたいなものがありました。
当時のなにかの施設だったのかなあなんて思いながら、『炭鉱舘』に入ってみる事にしました。
続く>>