上砂川の『炭鉱舘』の中に、再現された炭坑住宅がありました。
家の回りの小物はだいたいわかりますよ、矢印の所にある輪っかに見えるのは煙突掃除に使う道具です。
竹を細く切ったもので、先っちょにはブラシが付いています。
長い竹の先っちょに黒いブラシが付いていて、煙突に入れてゴシゴシすると、内側に付いていた真っ黒いススが取れるってわけ。
年に1度か2度、父親が掃除していました。
ほっかむりとか、タオルで口をふさいだりするんだけど、なーんもさ、結局まっくろになっちゃう。
おお〜これは天秤棒じゃございませんか。
2つのバケツに通してある棒をかつぐと、一度にバケツ2つ分運べるってわけ。
天秤棒、50年前の私が見た使い道は、”こやし” を運ぶことでございます。
昔は、人糞も立派な畑の肥料でしたからね。
このお宅に置かれている天秤棒には、いったい何を入れて使っていたものかはわかりませんが、もし、同じ使い道で使われているのなら、玄関前は、ちとキツいんでないかい・・・・・
あら、薪は縛って置いたりはしませんよ。
みんなきっちり積んだものです。
なんだか小姑みたいに色々目についちゃいました。
天秤棒のすぐ右に、四角い板が立てかけてあるように見えますが、あれはそうではなくて、流しから出た排水を流す筒です。
むこうには杵と臼が置いてあります。
お餅をつくのはこれにかぎりますね。
玄関の障子がセロテープでとめてありました。
そこはやっぱりノリでしょ、ご飯を練ってつくったやつね。・・と思いながらも、家の中を拝見してみる。
こんにちは・・・・
あらあ、色々年期の入ったものがありますね。
奥のタンスや茶ダンスはアンティークで素敵に見えちゃうからフスビですね。
『今帰ったぞ』
『お疲れさま』
『父ちゃん,おかえり!』
暮らしの様子や道具が現代と違っていても、人の幸せ感は、どの時代も変わらないですよね。
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チックタック・・・♪と・・・時を刻む 掛け時計が見えました
昔は全体的に照明が?暗めだったんですね これを見て気がついたのです!!
会話の中に? ひとつ ふたつ 加えさせて下さい
旦那さんが奥さんに 弁当うまかったぞ! 御馳走様
奥さんが旦那さんに どーいたしまして~♪
障子の補修はセロテープじゃなく糊ですよね。
奥の箪笥、立派!
障子にセロテープのおうちには
ちょっとそぐわない感じもしないではなく…。
天秤棒&バケツは隣に洗濯用たらいが置いてあるので
水汲み用ということにでもしておきましょうか。
私にも肥担ぎ用に見えるけど…。
すみれさんへ
そうそう、きっとそう言っていますね。
昔は電球1つでしたから、今よりは暗かったんでしょうね。
今では明るい照明にすっかり慣れてしまいました。
時計はきっと、時刻の分だけゴ~ンゴ~ンって鳴るヤツかな。
もみじさんへ
そうですよね、あれは水汲み用ですよね!
と言う事で信じましょう。
あの大きなたらい、ほしいなあって思いました。