メンチカツの襲撃

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あら！ひき肉がグラム50円、安い！！2パック買って帰りましょ。
そんなワケで、キャベツをいっぱい入れたメンチカツを、いつもよりたくさん作る事にしました。

 

コネコネしてから小麦粉、卵、パン粉を付けて、油の温度はどうかしら。
油の中に試にパン粉をポトっと落としてみると、プクプクと小さな泡が出て、パン粉はふわりと上がってきました。
いい温度でないかい。
ここにメンチカツを投入です。そろり・・・・・
じゅわじゅわ・・最初沈んだメンチカツは、しだいに浮き上がって、きつね色に変身していきました。
そろそろ裏返しどきかな？菜箸でコロっとひっくり返したそのときです。

 

 

パチッ！！
あちっ！！
メンチカツから油が飛んで、ほっぺたに当たりました。
やば！！水水！！とにかく水で冷やさなきゃ。
お箸を置いて、水道をじゃ〜っと出し、水をすくってはほっぺたに、すくってはほっぺたに当てました。
メンチカツなんて多少焦げてもどーってことないわ。私の美貌の方が大事だも。

 

長いこと主婦をやっていると、油が顔に跳ねる事が時々ありますね。
私の顔のこめかみの下や、目のちょっと下にもあるシミは、油が跳ねた時のものです。
その時、すぐに冷やせばよかったけれど、ついつい手元の方に気を取られて、手当てをしなかったので跡が残ったのだと思います。
それからは、透明のお鍋のフタを盾にして、飛んで来る油をブロックしているのだけれど、相手もなかなかやるもんです。
とりあえず、ほっぺたを水で洗ってから冷凍庫から保冷剤を出し、ほっぺたに当てながらメンチカツを揚げました。
ひき肉はお買い得だったけどさ、パチっとおまけも飛んできちゃったね。