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スーパーのレジでお金を払おうとした時、手元から100円玉が転がりました。
100円玉は、ゆるいカーブを描いて、あれよという間にレジ台の下に消えちゃった。
ありゃりゃ・・・
「あの100円玉が落ちちゃって。もしかしてその辺まで転がっていませんか？」
女性店員さんは足元をキョロキョロっと見てくれたけどないようです。
「こっちにはないですね。台の下にもぐっちゃったのかも」と言いました。
レジの順番を待っている次のお客さんもいるし、仕方ないわ100円玉は諦めましょう。
するとその店員さんが、台に手をかけ腰をすえました。とりゃあ〜〜〜
ズリズリズリ・・
うわ、台がずれた！
あ、黒い電気コードの下に100円玉を発見！
すぐさま店員さんはそれを拾って、「はいぞうぞ」とニッコリ手渡してくれると、また とりゃ〜と、あっという間にレジ台は元通り。
「お会計、32円のお返しでございます。有り難うございました」
す、すごい・・何事もなかったかのような身のこなしに、なんだかほれぼれしちゃったわ。
有り難うございますはこちらのほうでございます。
