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6月の北海道は、さわやかな初夏の始まりです。
時計台にも観光客が沢山いて、カメラのシャッターをきっていました。
でも、時計台って、日本の三大がっかり名所の一つなのだそうです。
ありゃま~・・・です。
だから、ここに来ている皆さんの、何人もが、そう思っているのかもしれないね。 ビルの谷間に囲まれて、思った以上に小さくって。
北海道弁でいうと。思っていたより『がっさい』(貧弱な)わけね。
私も、よその観光地に行くと、確かに見栄えも気になります。
それに時計台は、雄大な大地にあるのイメージかもしれないし。
どのパンフレットにも写っているのは時計塔だけ。実は全体の姿を写真に撮ると、回りのビルが写っちゃうのであった。
けれど、私はここでいいです。
なにも、演出ばかり大げさにする事はないもんね。こじんまりして、可愛いじゃありませんか。
あの時計塔の時計は、思っていたたより大きいものが届いてしまったので、結局、建物に似合わず、頭でっかちの時計塔になってしまったんだってさ。
そこがまためんこいっしょ。
最初から言っちゃえばいいんですよ。
時計台は、ビルに囲まれた小さな建物です。けれど、今でも時を知らせる鐘の音が、騒音の切れ間から聞こえてくると、札幌市民はその場所にある時計台の事を思い出すのです・・・とかさ。
本当の用途は 『演武場』、今でいう体育館です。
でもね、最初 私は『演舞場』と読んで、ダンスをする所なのかーっなんて思ってたの 。
建物はバルーンフレーム工法と言って、建物内の柱がいりません。現代のツーバイフォーの基礎になりました・・・って、以前入った時に、案内のおじさんに教えてもらいました。
;時計は鳩時計の原理で、出来る限り当時の部品を使っています。
時々時計屋さんがきて、当時の豊平川の小石の入った重りを引き上げています。・・・・って、これもおじさんから聞きました。
時計台の1階は資料室、2階はホールになっています。
その時の写真です。