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公園のカタクリ保護区域に小さな看板が置かれていました。
内容は、『石狩管内の在来種を使って時計台に花壇を作っているので、この公園のカタクリも提供して頂いた』
という内容のものでした。
ということはつまり、時計台の花壇に、ここのカタクリが使われるってことね。
へ〜、ここのカタクリの花も有名になったみたい。
カタクリの群生を守るために、清掃や笹刈りなど、随分と手間ひまかけて、お世話をしているようでした。
中でも大変なのは、ウルシを取る事。
ウルシに触るとかぶれちゃうもね。
私なんか数年前に、まぶたがボッコし、おでこがボコボコ、首から胸にかけてはまっかっかの、両腕にも水泡ができて、そりゃそりゃ大変になった事があります。
今でも時々ボッコししてるっしょって?・・・・・それはむくんでるんです!
なので、ウルシを除去する時は、触っても大丈夫な方にお願いしているそうです。
おかげでこの場所は、カタクリにとって居心地のよい場所となったようです。
もし、この公園が、何の特徴もなかったら、今頃 草ボーボーで笹だらけになっていたかも。
田舎から都会に行ったカタクリたちは、車はビュンビュン、人ごみザワザワの中で、みんな戸惑っているかもしれませんね。
日本三大ガッカリ名所の1つ時計台。
ビルに囲まれた小さな敷地に、ひっそりとある姿が、ちょっと期待はずれなのかもしれないけれど、街の雑音を通り抜ける鐘の音を聞くたびに、やっぱし時計台はこにあってよかったと私なんかは思います。
旅立ったカタクリたちよ、ガッカリ名所の汚名を返上すべく、大志をいだいて咲いて下さいね。
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