北国の女だから想定内

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西友の駐車場は車が出たり入ったりしているから、キョロキョロ回りをよく見て歩かなきゃなりません。
それに加えて地面が雪だから、足元にも注意をしなくっちゃ。

 

 

ほんとに歩きづらいねえ。駐車場は道ではないから、ザクザクしてたりツルツルしてたり、普通に歩くより体力消耗しちゃうしょや。
なんて思ったそのとき、ツル！左足がすくわれました。
おお〜危なかった。
その瞬間は、両手が横に広がって、ジャンプの着地体勢みたいになりました。
同時に右手に持ってたショッピングバッグがブルン！と揺れました。
凍った地面の上に雪がかぶさっていると、油断して足を乗せて滑る事がよくあります。

 

 

でもね、私の条件反射もまんざらじゃないから、転ぶには至りませんでした。
おーホッホッホ、これくらいは北国で暮らす女性なら想定内さ。
いったい、足が滑ったところはどうなっていたんだろう。
そう思って、　現場を見ようと振り返ったとたん、またツル〜！！
おお〜！・・・・っと、再び左足が11時方前に30センチ。

 

 

その時、ショッピングバッグは大きく1回転したかもしれない。しかも両腕をグルリンと回しちゃった時、ちょびっと体も天井を向いたかもしれない。しか〜し、なんとか姿勢をキープ！
危なかった・・・・ここで転んだら、かなり痛い思いをするところだったわ。
いいフリこいて振り返ったりしなきゃよかったわ。
ま、北国の女性だから、想定内だけどさ。