北海道・札幌発・だべさ通信5

赤い電車 『711』 は14年度でお別れ

「赤い電車がなくなるんだってさ」旦那さんが言いました。
ええ!なくなっちゃうの?
やだなやだな。

 

 

鉄道にはまったく詳しくない私でもそう思う『赤い電車』は、日常の生活にとけ込んでいる普通列車で、毎日通勤で乗っている人も大勢います。
特別な電車じゃないから乗る機会も多くっかったもね。
あまりにも身近すぎたので、なくなっちゃうと聞いて、ポッカリ心に穴があきました。

 

 

『赤い電車』、本当は『国鉄711系電車』と言うそうで、国鉄が1967年(昭和42年)に北海道の厳しい寒さにも耐える電車として設計した、道内発の国鉄電車だそうです。
優等生だったんですね。そんな事知らなかった。

 

 

しばれる冬にホームで列車を待っていると、赤い電車が顔や側面にびっしりと雪やツララを張り付けて滑り込んで来る時がしょっちゅうあります。
そんな時は、『あんたいったい、どんだけ吹雪いている所から来たの?』と、ついつい電車をねぎらってしまう。
道民なら、だれでもそんな事を一度は思った事があるんじゃないかしら。

 
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この手稲の町(札幌市手稲区)には車両基地(札幌運転所)があって、先日通った時に、その赤い電車『711』が休んでいるのを見かけました。
今までは、な~んも気にせず見ていたけれど、いなくなっちゃうのかと思うと、なんだか寂しい。
JR北海道は2014年度末をもって『711』を引退するそうです。

 

 

 

 

 

 


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