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『黄金道路』
北海道のえりもには、黄金道路があります。
ちゃんと、地図にも載ってます。
北海道の、このあたりです。
初めて、黄金道路の事を知ったのは高校生のときでした。
”黄金なんてすごいっしょ!道路の上が金で敷きつめられているのかな?もしかして金鉱石が敷いてある道路なんでないかい?1個くらい欲しい。”とか事思いました。
そんな道あったらみんな行っちゃうよね。
北海道がまだ蝦夷地と呼ばれていた頃からあちこちに道路が作られましたけど、ここだけは難所だったそうです。
でも道路がないと陸上の物資の輸送ができないので、明治に入ってから多額の予算を投じて、馬がやっと通れるほどの道を作りました。
でもさ、地図を見ればわかるように、この、ちょびっとの間の道路が整備されないと、やっぱし困っちゃいますよね。
そこで、昭和2年から本格的な道路建設が始まって、8年がかりでやっと完成させたそうです。
そのとき、すんごい費用がかかったので『まるでお金を敷き詰めたような道路』という事で黄金道路という名前が付いたそうです。
写真には古い小さなトンネルも見えますね。海があれたときなんかは、通れたのかな。
昔の人は、本当に大変だったんだろうなと思います。