我が家は、手稲山に近い高台にあるので、見上げる坂を2つも登る。
だから、牛乳やカボチャや大根など、重い袋をぶら下げているときは、
” ああ、この坂道は、自分を鍛えているんだ ” って、最初だけは思う事にしている。
でも2つ目の坂まで来ると、
”クソ〜! なして坂ばっかし登らにゃいかんのじゃ! ” と、変化する。
そして、遠くに家が見えると、
” ああ、もすこしだあ・・・いちに、いちに・・・と、足を励まして動かすわけです。
坂の上の家は、車を運転できない私にとって、最近ちょっとしんどくなってきました。
夜になって、パーン・・・と花火の音が聞こえました。
あ、花火!!どこどこ???
外に出ると、手稲の前田方面から、花火の大輪が咲きました。
昨日に続いて仏が連続。
うわあ、きれいきれい。
ここから見る花火は、また格別!!
私の家からは、天気がいいと北の増毛連邦や海の地平線も見えます。
これがもし、平地の住宅地ならそうはいかないもね。
やっぱし、眺めがいいのは格別だよなあ。
昼間のイライラは何処に行っちゃったんでしょう。
とはいえ、年齢とともに、いつまで、この景色を見て暮らせるのかは、正直わかりません。
そう思うと、喧嘩をうった坂道に、ちょっと謝りたくなる自分がいます。