北海道・札幌発・だべさ通信5

定山渓ダムはマツコデラックスさんみたいなダム

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札幌の水を供給してくれているダムの一つ、南区にある定山渓ダムです。

撮影したのは2004年。
定山渓っていうと、私なんかはすぐに『温泉!!』って思ってしまいますが、こんなにおっきいダムもありました。

 

私は『札幌シティガイド』っていう本で読んで、ダムには大きく分けて2種類あるって事を初めて知りました。
その種類とは。

 

 

その1、せき止める川の両側の岩盤が丈夫な場合のダム。
ダムの形を、水に向かってアーチ型にする。(アーチ式コンクリートダム)
アーチというのは不思議な形で、かかった圧を両サイドに分散させるそうです。
つまり、ダムをアーチ型にする事で、水圧を岩盤で支える事ができるのです。
強い岩盤が支えてくれるので、ダム自体を薄くでき、予算の節約にもなるそうです。

 

 

たとえると、狭い壁の間を登りたいジャッキーチェンが、両手両足をつっぱって壁を登るみたいな感じ。
有名なのが、あの美しい黒部ダムです。

 

 

その2、せき止める川の両側の岩盤がひ弱な場合のダム。
ひ弱な岩盤には頼れないから、とにかく、コンクリートをいっぱい使ってせきとめちゃう。(重力式コンクリートダム)
ダム自身を厚くして水圧に打ち勝つ方式。
マツコデラックスさんにツッペ(栓)をしてもらうみたいな感じだね。
この定山渓ダムは、マツコデラックスさんタイプなので、コンクリートをたくさん使ったそうです。

 

 

ダムといっても公園のようにきれいに整備されていて、ダムの資料館もあります。
定山渓温泉に出かけたときは、ちょっと寄り道しても楽しい所ですヨ。

 

 

 

 

資料館で見た昔の定山渓温泉と、走っていた鉄道。

 

北海道の いろはすもチョー人気。

 


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