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小樽駅前のスーパーに入ったとき、魚屋さんで『どすべ』と書かれた魚を見つけました。
”どすべ”??
どー見ても、” カスベ ” に似ているけどな。
” カスベ ” はエイの種類の一種で、煮付けや ”ぬた” にして食べるけど、” どすべ ” っちゅうのは初めてです。
ちょうどお店の人が通りかかりました。
「あの、すいません。この ” どすべ ” というのは ” カスベ ” とは違うんですか?」
「え?ああ、まえから ” どすべ ”って売ってますけど」
それから店員さんは思い出したように
「ああ、『水カスベ』とも言うみたいですけど」と言いました。
あ〜、水カスベね!
「小樽では、” どすべ ” って言うんですか?」
何度も聞いちゃう面倒くさいお客にもかかわらず、店員さんは丁寧に
「私もずっと ” どすべ ” って言ってますよ」と答えてくれました。
小樽は札幌の隣町なのに、呼び方が違っちゃうんだね。
私の住んでいる手稲(札幌)の町ではスーパーでは、『水カスベ』と『真カスベ』が売られています。
『真カスベ』は高級で『水カスベ』はお手頃価格。
だから我が家が時々食べるのはもっぱら『水カスベ』の方です。
『水カスベ』は、『真カスベ』に比べると、味が劣るという事で『ドブカスベ』とも言われているそうです。
人間に食べられて、さらに『ドブカスベ』なんて呼ばれて、ひどいしょやね〜。
かわいそうな水カスベ。
もう・・・どーすべ・・・なんちゃって・・
そ、そうか!!もしかしたら、
『ドブカスベ』の短縮系で 『ど・す・べ』?!
勉強になりましたね。
でもさ、その煮こごりは、女性の見方とも言うべきたっぷりのコラーゲン。
” どすべ ” を食べて、20代の肌になったらもう、どーすべ・・・・