北海道・札幌発・だべさ通信5

少しの沈黙かな・・・と思ったら

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「すいませーん・・・」
事務所にやってきたのは近所に住む竹内さんです。
竹内さんは、スラリとしたハイカラなお婆さんで、最近は習い事に一生懸命。
「あのね、このビデオ、な〜んぼ充電しても映さんない(映す事ができない)のよ。お宅でわからないかなっと思って・・・」
我が社はいつの間にか、ご近所のよろず屋になっているのです。
多分、データーが満杯になっているんだろうな・・と思いました。

 

 

彼女がポチポチ操作している画面を、私も一緒に覗き込みました。
「いらないテープの所だけでも(フォルダだけでも)投げれるの?(捨てれるの?)」
「ええ、大丈夫ですよ、まず、いらないと思う所をポチっ押して・・・」

 

 

すると画面は、再生を始めて動きだしました。
「あ、これ、このあいだのダンスのレッスンなの。先生もいてステップを教えてくれるのよ、ほら、ね、コレ私、踊ってるの、私、ほほほ・・・」
「あ、あ〜 いいですね・・(汗汗)」
「しかもね、60歳以上が無料なのよ、いいでしょ〜。ほら、ね〜、え〜と、これは20分撮ってるわね」
に、20,分・・・
まさか・・・一緒に見ましょうなんて事になったら困っちゃうわ。
「あの設定という所はないですか?」
「あ、ああそうね、あったわ設定ってところ」
「そうです!そこを下にピピっと下げて、そうそう、この”フォーマット”ってい所を押すんです」
「はいはい、ここね、ここをポチッ・・・」
画面には、今まで沢山写っていたデーターが消えました。

 

 

「・・・・・・これって みんな消えたの?」
ドキ!!
そ、そうだった!、さっき、”いらない部分だけ”って言っていたしょや!ガガ〜ン!!
ど、どうしよう・・・・

 

 

・・・・少しの沈黙かな・・・と思ったら、
「よかった〜、これでまた映せるわね〜」とお婆さん。
「そ、そうです、でも、全部消えちゃっったので・・・・」
「なんもなんも、よかった〜。代金おいくら?え、いらないの?あらあ悪いわ〜。それじゃあどうも」
実は大事なデータでは入っていなかったのか、それとも、私に気を使って下さったのか。
うろたえた私の気持ちとは裏腹に、お婆さんは嬉しそうに帰っていきました。
いかった・・・とにかく ほっとしたわ・・・・・。

教訓・・・よそ様の データをいじるの 気をつけろ。

 

 

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