北海道・札幌発・だべさ通信5

心で決めたい喪中ハガキを出す範囲

スポンサーPR

 

喪中ハガキが毎日届きます。
その中でも多いのが、同世代の知人、友人たちのご両親を喪に服す喪中ハガキです。
自分が子どもの頃は祖母を見送った立場だったのに、気付けば親を見送る立場に昇格??しているんですもね。
中には、ご主人や奥様を亡くされている方もいて、そんな喪中ハガキを見ると、身につまされる思いがします。
数は少ないですが、”奥様のご兄弟の不幸の為” というのもありました。

 

以前、近所の若奥様が
『実家の父が亡くなったのに、義理の両親は ”嫁に来たんだから喪中じゃない”と言うんです。でも、私の父なのに・・』と話していました。
なんちゅう姑だべ!とその時は思ってね、
『旦那の親戚には年賀状も仕方ないけど、自分の身内や友人には、内緒で喪中ハガキ出してもいいんでないの?』なんて言った事を覚えています。
人間関係そのものが生活のすべてだった昔とは違い、生き方や仕事など、昔と同じ土俵で考える事はとうてい無理な現代なのに、こういう事だけは昔の習慣を引きずってしまうんだね。

 

いったい喪中とする親族とは、どの範囲までのことをいうのでしょうか。
色々調べてみるとね、基本的には2親等までというから、夫・妻・親・子ども・兄弟という事のようです。
ただ、義兄弟は喪中とはしないとする考え方もあるとか。
さらに喪に服する日数は、昭和22年に撤廃されるまで『夫・父母は13ヶ月』に対し『妻は90日(3ヶ月)』だったんですって。
そうは言っても『妻の両親は身内じゃない』って、考え方もありっていうから、女はうすっぺらだったんだね。
もちろん今ではそんな事はなく、『夫・妻・父母とも12ヶ月~13ヶ月』だそうです。

 

喪中ハガキが届くこの時期は、悲しそうだった彼女の事を思い出します。
家族ってなんだろうね、親族ってなんだろうね。
やっぱり、人の心が優先だべさ。

 

= 北海道の人気ブログが満載 =


人気ブログランキングへ
ポチっとして頂けると嬉しいです。スポンサーPR