北海道・札幌発・だべさ通信5

手稲ブランド大浜みやこ

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「このかぼちゃ、600円もしたんだぞ」
婆ちゃんを連れて畑の肥料を買いに行ってた旦那さんが、小さな小屋で売っていたというカボチャを買ってきました。
婆ちゃんは、”だって食べたいんだもん”っていうように後ろですましています。

 

 

袋を覗いてみると、あら、これ『大浜みやこ』でしょや。そろそろ 出回り始めたんだね。
「大浜みやこ?」旦那さんは初めて聞いた名前なのかな。
ホクホクしてて美味しいんだよ。ねえ、ばあちゃん。
「んだよ~、このかぼちゃは うめえーんだよ」
”ほーら、どうだい”というように、婆ちゃんがおしゃべりになりました。

 

 

手稲が生んだかぼちゃ『大浜みやこ』
”大月みやこ”じゃないよ『大浜みやこ』
ここ手稲はね、高台に登れば海が見える札幌の端っこで、小樽の浜から広い砂地が続いている山口という地域があります。

小学校の時は、あたり一面スイカ畑で、そこをを通って大浜海水浴場へ遠足に行ったし、 旦那さんはスイカ畑のバイトをしていたっていう身近な所です。
そこから誕生した『大浜みやこ』は、今では全国に出荷されるようになり、その美味しさは押しも押されぬブランドになりました。

 

当時の『山口スイカ』という名前は、今は『サッポロスイカ』に、『大浜海水浴場』は『小樽ドリームビーチ』という名前に変わってしまい、時代の流れに寂しさを感じる中で、『大浜みやこ』は、以前の浜の名前をそのまま残した嬉しい名前。
もしこのかぼちゃに出会ったら、手稲の事を思い出してくれると嬉しいよ。

 

 

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