北海道・札幌発・だべさ通信5

文化の日に思う私の主張

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礼・・・・ 私の主張、1番  札幌市 ほっかいぽぷら
題名 = 『文化の日に思う』

 

今年も、沢山の方々が文化の日の表彰を受けられた。
苦労や努力を重ねてきた事を、社会に認めてもらえることは、人間なら誰でも嬉しい事である。

 

だが、叙勲のニュースを聞くたびに、なぜか私の心には11月の木枯らしが吹くのだ。
芸能人や学者さんや議員さんらの受賞者たちが、やたらメディアで紹介されるからだ。
世の中には、もっと働いている人、もっと努力している人、苦労している人が普通に働いているはずだ。

 

たとえば、誰かがやらなきゃならない親の介護をしている人がいるから、仕事に打ち込める人がいる。
雨風の日も、市場に買い付けに行く人がいるから、お店に商品が揃う。
夜中でも看てくれる医師がいるから、安心して暮らせる。
公園のトイレを毎日きれいに掃除している清掃員の人もいる。

 

みんなそれぞれに、文化勲章をあげちゃいたいくらいなのだ。
文化とは、地位や名誉を持った人間だけが作るものではなく、社会の中で働く、ひとりひとりの集合体なのだ。

 

だからみんな叙勲に値してるよね。
今日は自分を褒めてあげようぜ。
ほら、ハートがちょっと暖かいのは、勲章がピカっと光っているからさ。
小さな事でも社会に役立つ、そんな人に私はなりたい。

 

= おわり 礼 =

 


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