北海道・札幌発・だべさ通信5

日本一の人口密度になった・・岩内のことその1

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昨日は、積丹半島の付け根にある岩内町を尋ねました。
日本で一番の人口密度の時もあったという岩内ってどんなところなんだろうと思っていたからです。

 

岩内郷土資料館に入ると,
「ご案内しましょうか?」と職員のおじさんが声をかけてくれました。

 

入館料、町外の人は大人200円。
その丁寧な説明に、見終わった時には1時間も過ぎちゃってました。

 

 

その1)・・・岩内に人がいっぱい集まったわけ。

江戸時代、北海道の日本海側ではニシンがいっぱい獲れたので、内地(本州)から人々(和人)が、家族を連れて、どんどん北海道にやってきました。
陸はうっそうと原野でしたから、海つたいに船で移動するのが交通手段。
でも、女性は、積丹岬から北の海は『女人禁制』女の人は行ってはいけないきまりでした。
積丹の海には女性嫌いの女神が住んでいて、女の人の乗った船を見つけると、嫉妬で沈没させてしまうからす。
なので、家族が暮らせる平野の岩内に人々が集まり、町ができたそうす。

 

でも、女神の根底にあったものは、未開の北海道で、これ以上北に人々が移住しちゃうと、幕府の目が届かなくなる為と何かの本で読んだ覚えがありました。
北に行ける和人(アイヌの人々は北海道にたくさん住んでいました)は、やん衆と呼ばれた漁をする男達や商人、北方警備についた武士など男達だけ。
とは言っても、遊郭(ゆうかく)はあったんだってさ。

 

 

岩内町は、北海道にとって、とても重要な町として栄えたんですね。

 

 


※おことわり・・掲載したものは、個人的に得た情報、印象です。真実の確証はありません。ご容赦くださいませ。

 

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