北海道・札幌発・だべさ通信5

春の林は腰にくる

PR

 

春を探しに行こうかしら。
そうね、やっぱし林がいいわね。
木の芽の膨らみを、鳥のさえずりを、そして、ぽっかり開いた根開けの穴から、木の根の息吹も感じに行こう。

 

 

林の道は固くしまったザラメの道です。
誰かの足跡と、誰かのお宅のワンコの歩いた足跡だけが、点々と続いています。
ピピッ・・あ、どっか近くに鳥がいる。
歩きながら木の上を見上げました。

 

 

ズボボ!!おお!左足が雪に埋まって予期せぬアクシデント。
長靴の上から雪が入っちゃったしょや。もう・・・
一差し指で上からホジホジしたけれど、雪は靴の下の方へと潜り込み、あっというまに靴下の上からしみてきました。
結局、片足立ちで長靴脱いで、ひっくり返してポンポンと雪をほろわなきゃ(叩いて落とさなきゃ)なんないしょや。
よたよた・・・あらら、足が着いちゃった。
しかし、そこはできるだけ雪への接地面積を少なくするため、左足の親指の先っちょだけでがんばったもね。
あ〜冷たい。

 

 

そうだ、鳥はどこだ?
キョロキョロ
グキ!うぉ!
今度は、誰かが埋まった足跡の穴へ、右足が落ました。
しかも、ダルマ落としのようないきなりのフェイント。あら、なんか、腰にきた・・・
もう帰ろ。

 

 

ピピピピ・・
あ、いたいた、あっちだ!・・・いや、やめとこ。
春を見つけるのは、おばさんにとってはもう少し、歩きやすくなってからの方がよさそうです。

 

 

 

 

人気ブログランキング
に挑戦中です!ポチっとして頂けるとランクup。励みになります。