北海道・札幌発・だべさ通信5

望郷の港、小樽の海を一望する水天宮

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小樽の港が一望できる水天宮まで登ってみる事にしました。
祀られたのが安政6(1859)年だそうです。

 

 

あそこが鳥居だね。

 

 

ん?この灯籠!
家が灯籠を囲むよに作られていますよ。

 

 

ここから水天宮までが上り坂です。

 

 

坂道の途中には、家の塀と石垣がくっついてる風景や。

 

 

レースのような軒下がかわいい小樽聖公会という木造の会堂が目を楽しませてくれるので、キツイ坂もリタイヤせずに登れました。

 

 

ほれ、登ったー!

 

 

 

 

 

 

ヨイショヨショと登ったおかげか、なおさら水天宮がおごそかにみ見えます。
もうすぐ桜の季節になると、ここは桜の名所になるんだそうです。
そこから見た小樽の港は、また一段と美しいでしょうね。

 

 

海側にも参道がありました。
大正時代に、この坂の下にドイツ人の家族が暮らしていたそうで、外人坂と呼ばれるようになったそうです。
私なら足を使うまえに転がってしまいそうな、そんな階段。
でも、小樽の海を見るなら、ここが一番眺めがいい所かも。
異国の家族は、きっとここから遠い故郷に、思いをはせていたことでしょう。

 

 

<補足>
小樽市のホームページによると、ここに住んでいたのはドイツ人貿易商コッフさん一家。
大正2年(1913)から昭和25年(1950)までの37年間を小樽で暮らし、そのうちの32年間は、この坂の途中に住んでいたそうです。
その後、小樽で生まれたグンター君とエルガさん(日本名キクさん)は教育の為にドイツに帰国。
ところが第二次世界大戦開戦が始まり、家族が再会できたのは戦後の昭和25年、11年後にだったそうです。
のちに、コッフ夫妻も帰国しています。
ところが平成5年、結婚したキクさんは小樽を訪れ、幼い頃に遊んだ旧友との再会を果たしたそうです。
キクさんは、ドイツでフライブルグ独日文化協会を設立し、ドイツと日本との交流に尽くしましたが、
2014年6月6日ドイツで亡くなったと報じられました。

 

 

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