北海道・札幌発・だべさ通信5

札幌ろうあ者文化祭典のお手伝い?

秋は色々な所で文化祭が行なわれますね。
今日は 『札幌ろうあ者文化祭典」という耳の聞こえない人達が中心で行なわれる文化祭のお手伝いに行きました。

 

 

私の担当は餃子と焼きそばの販売です。
売るものは4つ、餃子と焼きそばが350円、それから、それからミネラルウォーターとお茶が100円。
簡単!!

 

 

いらっしゃいませ!餃子ですね!(ここまでなら手話もできる)
350円です。お箸と餃子のタレを入れて・・ありがとうございます・・・・・

 

 

次のお客さんは焼きそば2つ、餃子が1つ、あとお茶ですね・・・・合計でいくらだ???・・・・・ヤバイ・・・
恥ずかしい事に、3ケタになった瞬間に私の頭は混乱した。
えーとえーと・・・・せ、せん・・・・ひ、ひゃく・・・・
その時、一緒に販売のお手伝いをしていた女性が「1150円です」と助け舟を出してくれました。
2000円お預かりします・・・お釣りはえーっと・・・・まずい、またしても引き算がササっとでてこない。
「ハイ、850円のお釣りですね、ありがとうございました」またもや助けられました。

 

 

これはいくらなんでもヤバすぎる。
プチショックでいるところに、今度は一度に2組のお客さん。
あーしてこーして・・・・あれ?こっちの方のや焼きそばはこっちだっけ??
たった4種類の販売なのに、ひたいや背中を汗がツーーーーっと流れっぱなし。

あっというまに時間は過ぎて、私はいったい役にたったのかどうかわかりません。
自分が段取りの悪いヤツというのははわかっていたけど、ここまでひどいとは知らんかった。

 

 

それでもしばらくすると、販売員同士のゴンビネーションもできてきて、1人は袋詰め、もう1人はお金お受け取る。
声かけをかけ合い、釣り銭もなんとかスムーズにできるようになりました。
とはいえ、普段の生活にどっぷり浸かっているあまり、ちょっとの応用も利かない自分の姿もしっかりと見たような気がしました。

 

 

販売も終盤という頃、お店担当の ろう者の男性が私たちの傍に来て
(手話で)「あなたたち、お腹すいているでしょ、これ食べて」と紙袋を差しだしてくれました。
こういう時だけ手話が理解できる私ってどうなのよ。
おお、中には美味しそうな豆大福です!!ありがとうございます。

 

もぐもぐ、ん、ん、美味しい・・・・
今日の私の心境と同じ。何でも甘くみちゃあいけないってことよ。

 

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こちらは、バザーで買ったふきん。
縫い目がとっても丁寧で、1枚仕上げるまでに、けっこうな時間がかかったろうなと思います。
汚れちゃうのはもったいないけど、大活躍してもらえそうです。3枚で100円でした。

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毎年行なわれる札幌ろうあ者文化祭典では、バザー、フリーマーケット、手話体験 などが行なわれています。
いろんなお店を見て歩くのが楽しいですよ。

場所=札幌市身体障害者福祉センター(西区二十四軒2条6丁目)

( 公益法人札幌聴覚障害者協会の主催)


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