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全国手話検定試験4級と3級ココが違った

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10月に受けた全国手話検定試験の合否の封筒が2通届きました。
一通は4級、もう一通は3級の試験結果です。
なんかさ、封筒を開けるのを躊躇しちゃう。

 

私は2年前から手話を習い始めたのですが、そのときは5級を受けました。
5級は、あいさつや、簡単な自己紹介の事を話せる程度のレベルです。
”こんにちは” とか、”私はラーメンが好き” とかね。

 

今年は思いきって4級をと思っていたところ、一緒に手話を始めた4歳年上の節子さんに
「どうせやるなら3級やりましょうよ」と背中を押されて、おばさん2人組は、殆どが歳下の受講生に混じって試験を受ける事にしました。

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■ 全国手話検定試験の内容は

 

4級は学習機関1年程度で500程度の単語と、簡単な会話のやり取りができる。
3級は学習機関2年程度1000程度の単語とサークルなどで会話ができる。
その全国手話検定の4級と3級の試験の内容を、思い出しながらお話したいと思います。

 

どちらも試験の内容は殆ど同じ。
マークシートによる筆記試験と面接です。
筆記はスクリーンに映し出される人の手話を読み取ります。
読み取りは2種類に別れていて、始めは単語、それから文章の読み取りです。

 

『では単語の問題 第1問 ”シュシュッシュのシュ!” 』
あ、わかった・・・えーと・・・・・
答えは4択(だったと思う)鉛筆で、マークシートの答えの部分に横棒を入れる。
『第2問 ”シュシュッシュのシュ!” 』
ん?なんだ??・・もし一度で読み取れなくても大丈夫。手話は3回やってくれるんだもね。
よっしゃよっしゃ、これだべさ・・・・っと。
単語の問題は、覚えていれさえいれば大丈夫です。

 

筆記の後半は、文章を読み取ります。
『では第1問 ”シュシュッシュのシュシュっとパッパのシュシュ!” 』
それから用紙に書かれている問題を読み、回答します。
”花子さんは誰と遊園地に言ったのですか?”
答えは4択・・・・・・『父親』『母親』『兄』『妹』
えーとたしか・・・・・父親だったかな・・・・ ってな具合です。

 

 

■ 4級と3級の試験の違い

でも、ここで、4級試験と3級試験での大きな違いがあって慌てる!!
4級試験の場合は、上に書いたように文章に対して問題が1つ。
でも3級試験になると、文章が長い!しかも、1つの文章に2つの問題が出る!
当然、単語の数もハンパなく多くなる。
”シュシュッシュのシュシュっとパッパのシュシュで、シュシュがシュシュしてシュシュっとなった”
問題・・” 花子さんは何時に出かけたのですか?”  ” 出かけたのは何処ですか? ”

 

長いよ〜、文章を覚えていられないのは、手話以前の問題だわ。
正直、間違えちゃったところ、あったもね。

 

 

■ 4級・3級、共通の面接がドキドキ

4級試験の面接官は男性の方でした。
”昨日は何をしていましたか?”
『仕事していました』
”仕事は、どんな仕事?”
『コレコレこんな仕事でして・・・』
”ほほ〜 今月は忙しいんですか? ”
このくらいならなんとか会話がきるようになりました!! 4級は自信ありね。

 

さて3級の試験管は女性の方。
手話のスピードがちょっと早いかな。
え?わからない!
”すみません、もう一度お願いします” (手話)。
覚えていない単語があって、読み取れない部分がありました。
試験管の女性は、ん〜〜っと口をつむいでちょっと厳しい顔をしてから、質問を変えてくれました。
ああ、ダメかあ・・・

 

ってな具合で、正直、3級はダメかも〜〜〜〜と思っていました。
まいっかーしゃーないも。

 

さて、封筒の中身は・・・・・・
おお~~! お父さん、これ!!
3級はきっときっとギリギリだったべね。
挑戦していかったです。節子さんのおかげ、ありがとうね!

 

 


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