北海道・札幌発・だべさ通信5

気遣う心とノリ付け作業は身につけた方がいいね

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サークルの原稿を作る手伝いをしました。
A4の白い紙に、切り取ったイラストや文章が書かれた紙をノリで貼付けるという作業なんですが、他の人は簡単にペタペタ貼るのに、なしてか私がやるとまあ手際が悪い。

 

A子さんは四角いイラストを上手にまっすぐ切る。
なのに私は、ハサミが曲がっているのか、それとも曲がっているのは根性か、とにかくなぜかナナメに切らさっちゃう(切れてしまう)。
なしてだ・・・・
しまいには、口はとんがり、眉間に更なるシワを作り、怖いババアの顔になる始末。
『あの、すみませんナナメに切れてしまいました』と・・汗汗・・
「ああ、それくらいなら大丈夫ですよ」
A子さんは、ハサミを使いながらも、チラっと見る余裕で優しく言ってくれる。

 

それから彼女はノリを薄く丁寧にまんべんなく塗りました。
それなら私にもできそうだ・・・・
ヌリヌリツー・・・・っと指を上げる・・・と紙に指がくっついて持ち上がった。
ペタペタあれ??ありゃ?
そのうち表側にもノリが付いちまって、晴れやかな桜の花の絵がペッタペッタ・・・・
『ありゃ、すみません、ノリ、付けすぎちゃいまして・・・』・・汗汗汗・・
「大丈夫大丈夫、気にしない気にしない」

 

 

はあ~・・・・
こういうのは手伝いといえるんだろうか。
小学校の頃から図工は苦手だったもな・・・・・

 

と、「うわあ、上手!」後ろで声が。
??
だれ??なした?
そばを通りかかったB子さんの言葉に回りをキョロキョロするも、どーも私のことらしい。
『何がですか?』
「だって、すっごい真ん中にぴったり!」
そのとき私は、四角く切ったイラストの紙を、A4の紙の中心に貼っていたところでした。

 

「ありがとうございます、ほほほ・・」
そ、そっか、私、台紙の上に目見当で写真を貼る作業はやってるからか?
ひょんなところで、写真貼りの作業が役に立ったのかもしれないゾ。
心がちょびっと軽くなりました。

 

でもね、もしかしたら、作業に四苦八苦しているの私を見て、B子さんが気遣ってくれたのかもしれないです。
さりげなく他人を気遣えるってのも、カッコいいね。
よいと思った事は、自分にも身につけたいもんだとしみじみ思いました。
あ、そうそう、ノリ付けもね。

 


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