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夫婦でやってる仕事だから、旦那さんが留守の時は、私は一人、事務所でゆるゆるになる。
疲れたと思ったらコーヒーを入れ、またちょっと手を動かしたらおやつを食べちゃったりする。
けれど昨日は違った。
朝から電話が鳴る。
クライアントさん・・・・「もしもし、○○の件ですが、まだできないですか?」
私・・・『あの、申し訳ございません。あと2、2日お待ち頂く事はできますでしょうか』
クライアントさん・・・・「途中経過でもよいので(メールで)送ってください」
私・・・『わかりました、では本日中に送らせて頂きます』
ままま、まずい・・・・・
チャチャっとやれば1日でできると計算して、のんびりしてた自分の甘さが、こんな時に どんぶりこと返ってきた。
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よりによって、午前中は婆ちゃんを病院に連れて行かなくっちゃいけない。夕方までに仕事ができ上がるだろうか。
事務所を閉じて、タクシーを呼び婆ちゃんと病院へ。
診察は意外にも早く呼ばれてラッキーだ。
『どうですかお婆ちゃん、眠れていますか?』と先生。
「はい先生。私、ご飯いっぱい食べるんです」と婆ちゃん。
この微妙に食い違う会話はいつもと変わらないという事だ。
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帰宅後、婆ちゃんは少し事務所で休む事が多い。
けれど、昨日はさすがに話相手にはなってやれなかった。
すぐさま私は旦那さんと電話でやりとりする。
私・・・「もしもし、これはどうすればいいの?」
旦那さん・・・「こーしてあーして・・・」
婆ちゃん・・・「まだ年賀状書かなくてもいいべ?」
私・・・(婆ちゃんに)「うんうん、そうだね」
(旦那さんに)「わかったわ、やってみる」
旦那さん・・・「誰かいるのか?」
婆ちゃん・・「母さん、ごはん食べたのか〜?」
私・・・・(婆ちゃんに)「まだまだ・・・(手を横に振る)」
(旦那さんに)「婆ちゃんがいる」
旦那さん・・・「・・(オーマイガット)」
婆ちゃん・・・「無理しないで仕事やめれ〜」
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それでも夕方までになんとかメドはついた。
これをメールで送信すれば、とりあえずはOKだ。
その時電話がリ〜〜〜〜ン。
着信は・・・・・オーマイガット!れいのお客さんからだ。
なしてか心臓がドキドキしちゃう。
お客さん・・「もしもし、○○の件ですが・・・」
私・・・『申し訳ございません。ただいま準備ができまして、これから送信いたします』
え〜とまずは、
”いつもお世話になっております。”と書いて、
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”よろしくお願いいたします。以上”
送信、ポチ!
ああ、全身の力が抜けちゃった。
”できる時にやっておかなくっちゃなあ”と旦那さんが言いました。
おっしゃるとおりでございます。
お風呂に浸かって早く寝ちゃお。
体重計に乗ったなら、なんと、今朝より0.5キロ減!!
こういうダイエットってどうなのよ。