北海道・札幌発・だべさ通信5

翻訳機で見知らぬ人でもらくらく会話

夜のバスに乗ったら腕を組んで居眠りモード。
しばらく進んでいると、前の座席から聞き覚えのあるAIトーンの声が聞こえてきました。
「ミヤノサワ ホウメン ハ コノバスデイイデスカ」
?!!


私の座ったシートは後方の一段ステップの高い位置だったので、前のシートの様子がわかりました。
なんと喋っていたのはいま流行りの翻訳機!!


バスの乗り込んできたアジア系の女性が、翻訳機に向かって「○▽◇%#・・・」と喋ってから隣に座っている日本人の若い女性に向けてスイッチをポチっと押すと、翻訳機の中に潜んでいる女性が翻訳して喋ってくれるんです。



翻訳機を向けられた日本女性は、さすが若い人だね、驚く様子もなく「そうです、このバスでいいです」なんて言いながら、身振り手振りで前方を指差したりしています。
もし私だったら絶対に戸惑っちゃって、しどろもどろになっちゃうとこなのに。


翻訳機経由の会話を少ししているうちに二人はもう親しい間柄のようにおしゃべりをしています。
は〜〜大した世の中になったもんだ。

そのうち、日本の女性の方が降りるバス停がきたみたいで、ピンポ〜ンとボタンを押しました。
バス停に止まると外国人女性は席を立って日本の彼女を通してあげたんだけど、その時、バイバイってお互いに笑って手を振ったの。


これがグローバル社会ってやつかっ!


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