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手話というと、外国語のように言葉を手だけで表するもんだと思っていましたが、実際はちょっと違いました。
意思を伝えるには、いくつかの方法を組み合わせる事が大事なんですね。
1)手の動作で一つの単語 『好き』とか『きらい』 とかを表す。
2)口の開け方の形を読み取る。
『出来る』と『大丈夫』は同じ動作なので、口も同時に動かせば、どっちの事を言っているのかが理解できちゃうってわけ。
3)指で文字を書く
『人』のような簡単な文字がある時は、指で『人』と書く方が簡単。
4)指の形で決められた『ひらかな』を表す。
単語の手話がわからない時などには、指のひらがな『指文字』とを使えば、どんな言葉もできちゃうわけさ。
5)表情が大切。
動作だけでは、微妙な気持ちは伝わりにくいので、表情もつけます。
そのせいか、手話の先生たちの表情筋はハリがあってゆるんでない、しかも若々しい!
これはいいですぞ!
6)身振り手振り
それでもわからない時は、もうなんでもいいからクイズみたいに身振り手振りを使っちゃう。
でもこれも、立派な手話のうちでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
というわけで、今回は、先生と簡単な会話ができるかどうかのテストがありました。
みんな一人一人、先生から質問を受けて、答えます。
緊張してドキドキしちゃう。
どうか、答えられる事を聞かれますように。
先生・・・(手話中)・・パパッとシュシュシュ 『次はぽぷらさん』
あ、わ、私か? 私だ・・・・ハ、ハイ。
先生・・・・(手話中)・・パパッとシュシュシュのクルっとさっ!
『あなたの趣味はなんですか?』
私・・・・・(手話中)・・シュシュシュのクルル。
” 私はパソコンでブログを書く・・・・”
『ブログ』ってどう表すの?
こういう時は指文字の出番。1文字づつ 『ブ』、こうやって『ロ』、最後は『グ』と表して『好き』と表現しました。
よっしゃ完璧、おーほっほっほ!
受講生のテストが終わったあとに先生が通訳を通しておっしゃいました。
『ぽぷらさん、さっきのはたぶん『ブログ』と言ったのだと思いますが、指が 『 ズログ 』 になっていましたよ』
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