北海道・札幌発・だべさ通信5

金環日食、北海道ではこんな感じでした

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「さあ、そろそろ日食が始まります!!」
朝7時半を過ぎたころ、NHKのアナウンサーさんは興奮気味にしゃべっています。
北海道では完全な金環日食は見えないけれど、太陽が大きく欠けていくとの情報でした。

 

 

「太陽を見なくても、木漏れ日に、その影が現れるかもしれませんから、ご覧になって楽しんで下さい」
日食の時に現れる木漏れ日の影は、シャボン玉のような影を作るのだそうです。
そうなのか。
ならばもしやこちらでも、三日月のような影が見られるかもしれないね。

今朝のゴミ出し、ビン、カン類の入ったゴミ袋をギュギュっと閉じていたら、あたりが明るさを失い始めてきたのがわかりました。
いよいよ始まったみたいです。カメラ持って行ってみよ。
最初はビン・カンゴミ袋をグワシと掴んでゴミステーションにまっしぐら。ささっと置いたら、今度はカメラを持って林に入りました。

 

 

それは、若葉の茂ったちょっと暗い林の中に入った時でした。
もしやこれか?!
半円形のお椀のフタを横から見たような光の影が、いくつも重なって見えた気がしました。

でもな・・。三日月型と言えば見えなくもないけど、よくわかんないな・・・・。
もう少し近づいてみると、どうでしょう・・・・
おお〜〜!!太陽が欠けた三日月形の木漏れ日に見えるんでないかい!!

 

 

林の中でも天体ショーが見れるなんてね。
日食の影は、それからわずかな時間で、いつもの木漏れ日に戻りました。

 

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