北海道・札幌発・だべさ通信5

雨の力で種を撒くリンドウ

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林の中で見つけたのは、花びらが2枚しかない花?
まるでヒナ鳥がエサをおねだりするときのクチバシみたいでないかい。
もしや、珍しい花???なんだかワクワクしちゃうっしょ。

 

 

さっそく自宅に戻って検索してみるも、最初は なかなか見つける事ができませんでしたが、やっとわかりました。
これは、フデリンドウの種のようです。
花が終わったあと、中から両手で包み込んだような子房が伸びて、その後、2つに割れて、中から種が現れるというものでした。

 

 

そういえば、ここに咲いていた時の写真があったはず!
おお、これこれ!
5月の13日に撮ったものです。

 

 

あれから約一ヶ月。
くちばしの奥に見えるのが種ですね。
植物たちは、自分の種を、風や鳥の他にも、アリたちにも協力してもらって種を運んでいるという事がわかりました。
それじゃあ このリンドウはどうやって種を運ぶのかな・・

 

 

さっそくパソコンで検索です。
ポチポチ・・なになに、”フデリンドウが種を地面に落とす方法は雨である。”
雨?!
雨が降るのをひたすら待って、雨が降ったら、あるものははじき飛ばされ、あるものは溢れた水滴からこぼれ落ちる。
こうして、フデリンドウは種を落としていくそうです。
ということは、みんな、近くで花を咲かせるって事かな。

 

 

そして、雨が降った今日、あのフデリンドウの種はどうなったんだろう。
雨があがったのをみはからって、行ってみました。
あった!
おとといまでは花の中に種があったけれど今日はなくなってる。・・・・・

 

雨の力、恐るべし。
それを利用するリンドウも、さらに恐るべし。
小さいけれど、頭脳派ですね。

 


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