北海道・札幌発・だべさ通信5

霧と友達、道東の旅・・その1

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道東の旅から戻りました。
”雨よ、なんとか持ちこたえおくれ〜”と祈願いたしましたらなんと!小雨だけで持ちこたえたのであります!
しか〜し!霧よけ祈願を忘れていたので、どこもかしこも、真っ白でございました。ガク・・・
7月の道東は、霧が多く発生する季節なのだそうです。
残念ながら景色はさておいて頂き、新しい発見がいくつもあった旅でもありました。そんな出来事の話に、お付き合い下されば幸いです。

 

 

「婆ちゃん、行ってくるね!」
「きいつけて、行ってこいや〜」
今回の旅行は、経済的な面を最大限に考慮しなくてはならず、営業用車のデリカではなく、小さくて燃費のいいホンダフィットに幅のとる三人(旦那さんと次男)が乗っての旅です。

 

 

夜の9時に家を出発、家のすぐ後ろに高速道路が走っているので高速手稲ICまでは、たったの3分ほど。高速道路は丸瀬布(まるせっぷ)まで続いています。そこから何度か休憩をとりながら美幌(びほろ)峠へと車を走らせました。
峠が間近になってくると、木々の間から白く流れるものが現れだしました。
車はそれを突き切ってって進むのだけど、あっという間に霧に包囲されてしまいました。
真夜中に、ライトの照らす明かりだけが頼り。おっかないしょや。
しばらくするとボワンと現れた頂上の看板、ここだここだ・・・・やっと駐車場までたどりつきました。

 

 

駐車場には、私たち同様、ここで一夜を明かそうという車が数台とまっています。
あっちの車もこっちの車も、みんな幻想的に見えますよ。
男の子の声が聞こえました。「お父さん、寒いね」「うぉー寒いな、早くトイレ行って寝るべ」
私も外に出たら、うひょ〜寒い!早く車に戻って寝ちゃお。

 
もうすぐ夜中の3時になります。仮眠しよ・・・・・・・zzzzzzzz・・・・
ん?朝かな?朝だね、明るい白だからきっと朝よ・・・
朝になってもやっぱり真っ白、景色はおあずけ、予定を変更して、一気に根室まで行く事にしました。
手稲を出発してから360キロ走りました。

 

 

 

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