北海道・札幌発・だべさ通信5

鬼も縛れるオニシバリと道産子の野鳥たち

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深く積もった林の雪も、地面が随分近くなりました。

 

 

雪の下にはもう花のつぼみ。
『ナニワズ』またの名は『オニシバリ』とも言うそうです。
もうすぐ黄色い花が咲きますね。
細い枝なのにすんごい強くて、あの凶暴な鬼でも縛れちゃうとか。
それで漢字で書くと、『鬼縛り』。

枝もさることながら、寒さにも強いね。
雪の下にいる時に、すでにつぼみを作って準備をしているんですね。
林の春では誰よりも先に花を咲かせる一番乗りの花です。

 

 

ヤマブドウのツルは、伸びている途中で冬になってしまったもんで、このまま枯れてしまったんですね。
でも、太い茎からはちゃんと、新しい芽がでています。

 

 

 

 

この鳥はミヤマカケス。
カラスの仲間だそうで、ハトをスマートにしたくらいの大きさです。
ギャ〜と鳴いているのは聞いた事があるけど、この時はヒュルヒュル〜と歌を歌っているみたいでした。
物まね上手で、他の鳥の声や音もマネもする事があるそうです。

 

 

『ミヤマカケスはカケスの亜種である』
亜種とは何だ?と思いましたら、『同じ種類だけれど、ちょっと違う』という事だそうです。
本州のカケスの頭の部分はゴマ塩模様。
それに対してミヤマカケスは明るい茶色をしています。
さらに目の色も、白目(光彩)に黒い瞳のカケスに対して、ミヤマカケスは茶色に黒い瞳が特徴だとか。

 

 

北海道の君、なかなかステキな瞳をしてるんでないかい!

 

 

頭の上で誰かが見ています。
”どーせ捕まえられないっしょ〜” って思っているんだべか。
時々、好奇心が旺盛な小鳥がこちらを見下ろしたりします。
あんた、フランシスコザビエルみたいな帽子だね。
黒いから目がどこにあるのかわからないっしょ。

 

 

この鳥は、似た者同士のコガラかハシブトガラのどちらからしい。
コガラか、北海道にしかいないというハシブトガラか。
数が多いのは白っぽいくちばしのハシブトガラだそうだから、確率的にハシブトガラにする!
本人は、自分がなんて呼ばれているかは、わからないと思うけどね。

 

明日は再び、小樽の話題に戻ります。

 

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