北海道・札幌発・だべさ通信5

7時と1時の言葉が聞き取りにくい年頃?


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リ~ン・・電話が鳴りました。
最初は少し高めの、よそ行きトーンの声で応対する。
『はい、○○です!』

 

すると相手は、
「もしもし、○○△□×の○○△□×ですが・・・」と、聞き慣れない会社と名前を名乗りました。
『え?』何て言ったのかしら。

 

「○○△□×の○○△□×です・・・」
やっぱり聞き取れない。
それに、その話し方がみょ〜に慣れ慣れしくない?
ははーん、きっとまた何かの勧誘だわ。

 

 

上品よそゆきトーンから、いきなり おうへいな返事をする。
『はい・・・』
こういう時は適当に話しを聞いたあとで『お断りします』とはっきり言って電話を切るにかぎるわ。

 

 

「あの・・・確認のお電話だったんですけど・・」
確認?何も契約なんかしていないはず。
旦那さんからも何も聞いていないし・・・こりゃますます怪しい。
なのでこっちも、ますますおうへいな返事再び『はい・・・』

 

 

「あの、○○○○様のお宅ですよね?」
ん?
『は、はい、そうですけど・・・』
ここで、もしや、押し売りでもないかもしれない的な予感が通り過ぎ、声のトーンが上昇し始める。

 

 

「あの、わたくし、○○ホテルの○○です」」
ホテル?ホテルって言ったよね・・・・
あ〜〜頭の中で情報伝達回路が、今 繋がった!
低飛行中だったテンションが一気に上昇!
声が裏返っちゃう。
『あ、ああ、お世話にまりますう〜〜〜』

 

 

来週、実家の母の91歳の誕生日を、甥や姪たちも含めてホテルでお祝いをする予定だったのです。
その担当の方からの電話でした。
今更、声を裏返したところであとのまつり。
『そ、そうですう〜〜〜はい〜〜〜 よろしくお願いします』で電話を切りました。
もちろん丁寧にね。

 

しっかしさあ、相手の言葉が聞き取りにくいことが増々多くなってきました。
しかも、疑り深くもなってきてるから始末が悪い。

 

 

■ 年齢によって聞こえ方に変化が・・

年齢とともに、音は、聞こえてはいても聞き取りにくくなるそうで、歳をとるにつれて7時と1時が同じように聞こえてしまうことも多いとか。
そうそう!!
わかりたくないけどわかっちゃうわソレ!!

 

 

だからなおさら工夫が必要で、たとえば時間を言葉で伝える時は、普段から午前・午後をつけるとか、19時・13時などと言う習慣を身につけておいたほうがいいみたいです。
それから相手が見える場合なら、手話はけっこう役に立つよ。
耳の不自由な人だけの言葉と思われがちだけれど、少し知っているだけで、視覚で確認できるもね。
たとえば指の数とか表情とかね。
聞き取りにくくなるのは年齢的に仕方ないのなら、それなりの工夫で乗り越えましょうね。


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