北海道・札幌発・だべさ通信5

手話検定試験4級の内容・・・私の場合

全国手話検定試験の4級を受けました。
4級ってどのくらいのレベルかというと、
” 日時や時間、一週間の出来事などの会話ができる ” という程度です。
たとえば、
『今朝は朝7時に起きて、ご飯を食べてからドライブに行きました。レストランでご飯を食べたらめっちゃ美味しくて、夕方の5時に帰宅して、8時ころにお風呂に入って寝ました』
みたいな感じです。
覚える単語は約500~600です。
試験はマークシートによる筆記試験と、面接で実際に会話をする2つを行ないます。

 


■ 筆記試験はこんな感じでした

 

試験会場のプロジェクターに、手話単語をシュシュっと行なている男性の映像が流れました。
マークシートは4択です。正解と思う答えに鉛筆でボッコ(棒)を引けばいいわけね。

 

第1問! シュシュシュのシュ!
はは〜〜ん、わかるわ、コレ・・・と。 鉛筆でゴシゴシ。

 

第2問! シュシュシュのシュ・・・
何何????
最初はわからなくても大丈夫。映像では、同じ手話を3回流してくれるので、まばたきしてて見逃しちゃっても再確認ができます。
ほほーなるほど・・コレだな  鉛筆でゴシゴシ。

 

 

第3問! シュシュシュのシュ・・・
ん?これは何て言ったのかな・??
もし、口が動いていたら必死で動きを読もう。それでもわからなかったら4択の中から運まかせね。

 

 

最後の方になると、長文の問題になります。
映像の男性は、シュシュシュのシュシュシュのシュシュシュシュ!!っと長い。
おお〜〜・・・・・
問題・・『この人が一緒に出かける約束をしたのは誰ですか?』
孫?友達?両親?会社の同僚?・・・・多分ね『孫』だなきっと・・・・・マークシートのゴシゴシ。

こんな具合でした。

 

会場には試験を受けに来た人は100人くらいいたのかな。
若い人や私のような年配もいて、手話の勉強に年齢に関係ないんだなあって思いました。
さて次は、いよいよ個人の手話面接です。
順番を待っているときは、ドキドキしちゃうね。このドキドキは動悸なんだか緊張なんだかどっちなんだかもうわかんない。
「ぽぷらさん、お入りください」ハイ!

 

■ 手話で面接

「こちらにお座り下さい」
向かいには試験管の男性が、机の上にはスピーチの内容が書かれた紙が置いてありました。
「この内容で1分間お話して下さい」
なになに?? 『昨日1日何をしていましたか?』

 

 

昨日は・・・・
声だしのおしゃべりなら得意なんだけどね、知ってる少ない単語で説明するのは難しいです。
「えーと・・朝・・・7時・・・朝ご飯・・昼・・・ご飯・・・夕方  ご飯・・・11半ころ寝たユシュシュのシュ」
今になって思えば・・・寝る意外、ご飯のことばっかしじゃん!

 

それでも、試験管の方はうんうんとうなずきながら聞いてくれましたよ。
ああ、質問の内容が最初からわかっていればなあ。
それから、試験管の男性からいくつか質問がありました。
私が答えた内容は、ちゃんと答えになっていたのかな。

 

そんなわけで、私の『全国手話検定試験の4級』の試験は終わりました。
ふだんの生活の中では、こんな緊張感は滅多にありません。
いっつも甘やかされてる私の脳は、ちょっとはビックリしたかしら。


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