北海道・札幌発・だべさ通信5

コウライテンナンショウのメスの花は虫を逃がさない

コウライテンナンショウ(マムシグサ)が、林のあっちこっちで首をもたげはじめました。

自分で傘をさしているよな形をしていますね。
コウライテンナンショウは雄雌異株。栄養をたくさん取った株が雌になれるんだけれど、栄養状態が悪くなると、また性転換して雄株になったりするんだそうです。

 

 

名前の由来は茎の模様がマムシの模様に似ているからということですが、
実際はどうでしょう。
本物のマムシで模様を比べてみたい方はこちらで >>

マムシグサ

 

虫は雌株からは逃げられない
花粉を虫に運んでもらう花は多いですよね。
コウライテンナンショウもそうなんですけどちょっと怖い。

 

 

花は長い筒のような形をしているので虫が中に入るとなかなか外に出てくる事ができません。
でも雄の花にはちゃんと出口が用意されています。
ほら、すき間が開いていますよね。
雄株の花粉を付けた虫は、ここから外に脱出します。
ところがです!
雌株に入ってしまった虫は出口がないので逃げられない。
雌株は自分に入った虫の中で雄株の花粉を付けている虫から受粉するのだそうです。 

ってことはなにかい?
雄株の花粉を付けている虫もそうでない虫も、無差別に閉じ込めちゃうってことか。
ちょっと怖いけど、雌株と思われる花の傘の部分をパコっとひっくり返してみました。
もしかして、虫いるのかな・・・・・
おお〜〜

ちょっと見だけで2匹もいる!
閉じ込められた虫たちに待っているのは死だそうです。
もう少し優しくなって出口を開けてあげてもいいのでは・・・・
いやいや、自然は厳しいのじゃ。


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