北海道・札幌発・だべさ通信5

2014北海道マラソン 時間切れの選手たち

2014北海道マラソンが行われました。
フルマラソンは、札幌市の中心部を走り抜け、手稲区の前田森林公園を過ぎたあたりが折り返し地点になっています。
9時スタートですから、このあたりを先頭が通るのが、だいたい10時15分頃という予想だそうです。
私は選手はムリだけど、ちょっとだけ応援に出かけました。

 

 

先頭集団は力強いしすんごく早い!
注目の選手たちは前をしっかり見据え、白バイや放送局の車に囲まれながら風を切りました。
そのすぐ後を、続く選手たちが波のように次から次へと押し寄せて、アスファルトを駆け抜けて行きました。

 

 

 

 

しばらくすると、選手たちの走りがちょっと変わってきました。
面白い帽子や楽しいコスチュームを着ている人もます。
ふなっしー、スパイダーマン、アンパンマン、大きな羽を付けたおじさんなどなど、見ている方も面白い。

 
沿道からも、”スパイダーマンがんばれ〜”とか、”ふなっしー走れ〜”とか、声援が飛びます。
すると、ランナーたちも『ありがとうございます〜』と言って声援に答えてる。
なるほど、コスチュームや帽子は、ただ目立つだけじゃなくって、選手と沿道の人たちとのふれあいに役に立っていたんだね。
それにしても、すごい人数。
北海道マラソンには、1万人以上が参加しているそうです。

 

 

選手の波がまだまだ消えないというのに、しばらくするとアナウンスが聞こえてきました。
”折り返し地点に達していない選手の皆さん、12時9分です。すみやかに、路肩の芝生に上がって下さい”
もしや時間切れ・・・・・
先頭の選手がゴールしてから、一定の時間内に決められた距離まで達していない選手たちは、そこで時間切れになってしまうんですね。

 
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近くの芝生に座り込んだおじさん選手が、若い選手に話しかけています。
「いやあしんどかったわ、君、大丈夫かい」
「ハイ、もう少しイケると思ったんでけど」
「君は若いから大丈夫さ、まだまだこれからだよ」
残念でしたけど、頑張った充実感が見えてくる。
マラソンなんて、あんなにこわいのに(苦しいのに)、なしてするんだかと思っていたけど、こういうことかもいれないな。

 

 

バスが選手たちを次々に収容して行きます。
お疲れさまでした。

 

 

 


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