北海道・札幌発・だべさ通信5

21年以上前のカンパンの缶詰を開けてみた

数日の間続いている事務所の片付け。
ビニール袋に入ったカンカンがでてきました。
カンパンだよ、非常食だね。
えーと、950406・・・・!! お父さんコレ21年以上前のカンパンだわあー!

 

 

 

 

それは以前、旦那さんが町内の避難訓練の時に頂いたという災害時の非常食、カンパンの缶詰でした。
中身はどうなっているんだべね。
カンパンの缶には、『保存期間は製造年月日から5年間』とありました。
で、でもさ、缶詰だし、しかも中身はカンパンでしょ、だからきっと大丈夫だよね。
開けてみっか。

 

旦那さんが、缶詰のリングプルを引っ張りました。
絶対大丈夫、絶対大丈夫、・・・
何が見えても覚悟はしよう。
なしてか首が後ろに反り返る。
パコッ!

 

最初は、中が真っ暗で見えなかったけれど、グイ〜っとフタが引っ張られて、缶の中身が現れました。
おお〜!見た目は全く大丈夫!
カンパンと一緒に氷砂糖も入っています。

 

したら食べてみよ。

「お前食べるのか?」旦那さんは、ちょっとギョっとした目で言いました。
”大丈夫だべさきっと”
パリ・・・
ほんのり塩味がするみたい・・・ん・・・口の中の水分がみんな吸い取られていくわ・・・
ん、ん、まったく湿気っていません大丈夫です!
氷砂糖も食べてみよ。
ん、ん、ほんのり甘くて美味しい氷砂糖。

 

このカンパンのメーカー三立製菓のサイトを見てみました。
この缶は、1缶が1食分(100g)。
カンパン1粒は10kcalで、一緒に入っている氷砂糖を舐めることで口内の唾液の分泌が促進されるので、水がなくても食べやすくなるとの事でした。
工夫されているんですね。
この缶には、カンパンが34個と、氷砂糖が7粒入っていました。
という事は、カンパンだけで340kcalが摂取できるという事になりますね。

 

 

カンパンの缶詰が、21年も過ぎてもちゃんと保存されていたのには、(私の舌で確認しただけですけど)本当に感心しました。
でも、暗室の奥にずーっとしまい込んだまま忘れてちゃっていては、いざというときに役には立ちませんね。
ちゃんと、わかるようにしておかないと。


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