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笹薮から、稲の穂みたいなもんが伸びています。
茎は笹に似ているな。
じーっと下まで目をやって、茎をたどってみると笹の葉っぱがついている。という事は笹の花？珍しいんでないかい！
さっそく旦那さんに報告です。
「 お父さんお父さん、笹の花が咲いていたわ。珍しいよね。」
笹の花が咲く年は、作物が不作になるって、どっかで聞いたような気がしました。
「たしか、60年に一度しか咲かないらしいぞ」
「え～！ろくじゅうねん！ 」
ネットでポチポチ調べてみたら、100年に一度なんて書いてあるのもある。
ひゃくねん！！
そりゃーえらいこっちゃ。
そんな滅多に 咲かない花を見てしまったんだ。
「 という事は、今年は大凶作になってしまうのかもしれないよね」
見てはいけない未来の事を知ってしまったのかしら。
「たまたまその笹が、花の咲く年にあたったんだべさ」
え、な、な～るほど。そうか、そうだったのか。
全ての笹が60歳や100歳なわけないもんね。という事は毎年どっかこっかで笹は花を咲かせているのか。
な～んだ。今年の秋が大凶作になったら、またタイ米食をべなきゃなんないんだべかと思ったしょや。
※説明しよう・・それは平成5年の事、冷夏で日本の米が育たなかった事があった。その為やむなくタイ米を輸入したという歴史があったのだ。これを平成の米騒動という。
あーよかった。これで今年も大丈夫。美味しいご飯が食べられるね。
・・・それはあんたの炊き方しだいだべさ・・（笹の独り言）
