公園を散歩していたら、草むらでセミを見つけました。
本当なら木にしがみついているところなのに、何かの拍子に地面に落っこちてしまったようです。
ほら、セミだよ。
「×△※□・・・・セミ?」2歳の王子は興味しんしん。
最初はツンツン、それから意味不明な言葉を発しながら迷うことなくセミを持ち上げました。
おお、なかなかやるじゃないか、さすが私の孫よ。
このセミはエゾゼミです。
ほぼ日本中にいるそうだけど、どうして北海道という意味の『エゾ』という言葉が入っているのか?調べても分からずじまいだったのがちょっと残念。
でも、さすがに” エゾ ” と付くだけあって、北海道にはたくさん見ることができるんですよ。
背中には、まるでマックの宣伝をしているかのような、デザインもそっくりな『m』の模様があります。
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セミは捕まえられているにもかかわらず、王子の腕に這い上がる。
少しでも上に行きたいと思っているのかもね。
セミの寿命と土の中にいる期間
セミは何年も地中で暮らして、やっと外の世界でセミになれたと思ったらわずかな命。
どれくらいかと思いましたら、1週間くらいと書いているものから、1っヶ月くらいは生きるのでは・・と書いてあるものもありました。
セミは自然界では天敵が多いので、実際には一ヶ月生きられるというのは稀かもしれないけれど、大切に飼育をすれば、一ヶ月も生きていたという事例もあるそうです。
また、土の中で何年も暮らすことは知られているけれど、最近では2年〜6年と言われることが多いようです。
2年〜6年とはまあずいぶんな誤差がありますね。
でもセミはとても繊細な生き物なので、土の栄養や周りの状況など、自分の置かれている自然の環境によって、2年で地上に出てくる者もいれば6年で地上に這い出るセミもいるそうです。
セミはまだまだ未知の生き物なんですね。
セミを木に返してあげようか・・・・・
と言うか言わないかのうちに、王子はセミを振りほどき、偶然にもセミは木の根元にポトリ。
手足をゆっくり動かして、木を這い上がっていきました。
これからのあなたの人生が、少しでも有意義なものになりますように。
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