北海道・札幌発・だべさ通信5

JR小樽駅には駅ホールを見下ろせる窓がある

夕方のJR小樽駅は人の波。
みんな、ホームの中央にあるエスカレーターになだれ込むので、ややもすると、コツンコツンと流れにぶつかってしまいます。

 

左側に止まっている列車は、ニセコ方面に行くんですと。
私が乗って来た列車は終着が小樽なので、沢山の人が乗り込んで行きます。
わわ、すでにこちらも車内はすんごい混みようです。

英語と中国語?と韓国語?だかわからないけど、とにかく殆どが外国人?
車輛から身を乗り出して手招きしている外国の人もいる。
誰かに向かって「ヘイ、○×△□※ 〜〜〜」って言ってますよ。
通訳しますところ、「ヘイ、こっちの車輛にいるよ〜」 と言っているんだと思いますよ、なんとなく。
ほら、大きなリュックに負けないくらいの大きな青年が、ゆっさゆっさとリュックを揺らして私の横を通り抜けて行きました。

 

 

スキーヤーにとってパウダースノーのニセコは、外国の人たちにとっては今や憧れの場所。
住んでいる人も多くて、日本じゃないみたいです。
いつだったか、ニセコのコンビニに行ったとき、英字新聞も置いてあったのにはビックリしましたよ。

 

私の乗っていた列車が5分ほど遅れて到着したもので、ニセコに行くこの列車は、連絡のために待ってくれていたようです。
お客さんが乗り込むとそろそろ出発。
いってらっしゃい。
この列車は、雪の降る中を走ってきたんだね。
雪がへばりついています。頑張っているね。

 

 

みんな、ドヤドヤと目的地に向かってまっしぐら。
だからもう回りには誰もいなくなりました。
エスカレーターのむこうに立っている等身大の石原裕次郎さんが出迎えてくれるんでございます。
「迎えに来たよ」
”迎えにって、私のこと?”
「決まっているじゃないか、君の他に誰がいるっていうんだい・・・・」
っていう妄想を描いてみる。


小樽駅といえば、大きな窓にズラリと飾られたランプが印象的。
夜になると灯りがともって、駅を降りた瞬間から、雪あかりの演出が始まっているかのようなです。
そのランプを、ホームのベンチの後ろにある大きな窓からも見渡せちゃう。
いつもは見上げるだけだけど、ここからはランプを間近で見ることができますね。

 

 

ふだん下から見上げている窓はこんな感じ。

 

 

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