北海道・札幌発・だべさ通信5

あくびを我慢・・心の描写

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まずいな、眠くなってきたしょや・・・・・
今日の講義は文学の話を聞きました。
「え~、大学教授である主人公の佳子は、以前同棲していた敏夫とのメールのやりとりによって、再び揺らいでいく心の変化、つまり身体の変化に気づくわけです」
先生は小説を読みながら説明します。
でもな、人の恋愛はあまり興味がないしな。いや、そういう事じゃなくって、文書における心の描写・・・・・
ふわ~~~~~~まずい、あくびが・・・・
口を両手で抑えて下を向いてごまかしました。

 

 

「え~、しかしながら、そこに佳子をひそかに思う男性が現れ・・」
ふわ~~~~~~
今度は両手で顔を覆って、机の資料を見るフリをしながらあくびを我慢。
参ったな、あと何分?うわ、40分もあるわ。
右手でほおづえをつきました。
でも、私の左に座っている彼女は、しゃんとして聞いているよ。

 

 

いけないいけない、私もちゃんと姿勢を正して・・・
「”君という存在こそが、僕の力になっている”ここの文章がですね、つまりその佳子の心をかきみだすわけでありまして」
ぷわ~~~~~~
腕をさすったり、お茶を飲んだり、あと10分だ。
隣の彼女が「冷房が効き過ぎで寒いですよね」と小さな声で話しかけてくれました。
「そ、そうですよね」ほほほほ。

 

何度も睡魔に襲われるという身体の変化に気づいたぽぷらであったが、あまりにも遅い時間の流れに、ただただ、ほんろうされるばかりであった。

 


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