北海道・札幌発・だべさ通信5

かよわいけど雌がすごい雪虫が飛んでました2013

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外から戻ったら、指がなにやらサワサワします。かゆみか?
あらら、雪虫・・・もうかい。

 

 

今年は、いくらなんでも早いべさ。
去年は、10月18日のブログに登場していました。
冬の早いのは勘弁してよね。

 

 

雪虫は、春にはヤチダモからトドマツに、秋には再びヤチダモに引っ越しをするアブラムシの仲間で、本名はトドノネオオワタムシ。
しかしかがら、彼らは1年のうちに何度も世代交代をしているそうです。
しかもね、雪虫がヤチダモに引っ越しをしてきて最初に生んだ卵にだけ雄が混じっているんだと。
さらに生まれた雄には口がなく、たった一週間で死んじゃうっていう はかなさであった。

 

 

その後は、雌達だけで卵を生んでは世代交代を繰り替えし、秋になったらまた引っ越しをする。
つまり、ふわふわと飛んでいる雪虫は、みんな雌達だったのであった。ふしぎですね・・・・

 

 

あの白い綿のようなものは、実はロウで、空中をフワフワ飛ぶのに役立つそうです。
雪虫は熱に弱くて、人の体温でも弱ってしまうんだと。
手のひらに舞い降りただけで、命が消えてしまいそうになるなんて、本当に雪の妖精みたいですね。

 

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