北海道・札幌発・だべさ通信5

ちょっと懐かしい手稲山散策

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いつも見ている手稲山。車でちょっと散歩する事にしました。

登り始めると、まもなくさしかかるのが『手稲橋』です。

 

 

橋の中ほどは、ちょうど山の間から手稲と石狩湾が一望きるので、つい足を止めてみたくなる場所です。

 

 

 

 

下を流れる川は軽川(がるがわ)です。
手稲は昔、『がるがわ』と呼ばれていたんです。

 

 

さらに進むと、「研修センター前」のバス停留所のある原っぱに出ます。

 

 

振り向くとこんな感じ。
今はもう使われていないようですが、車が止まっていました。
ガラスも割られて、なんだか切ないです。

 

 

旦那さんが、「ここは懐かしい所だよ。道の跡が残っているべさ。オレらが中学の頃は、この旧道を登ったんだよ」と言いました。

 

 

旦那さんの通ったの中学は手稲山の真下にあったので、毎年6月になると手稲山登山をしたそうです。
6月と言えども、手稲山にはまだ残雪があったので、行きに残雪の中にチョコレートを入れておいて、帰りに掘り出して食べたんだとさ。
「同じ場所から撮った写真もあるぞ」
え!みしてみして。
あとから見せてもらった写真の道には、生徒が沢山歩いています。
ええ!これがこの道??!

 

 

そういう私も、隣りの中学校でしたので、ルートは違えど手稲山登山をしていました。
私もここ歩いたのかな?
「いやあ、お母さんの歩いた道はこの先で合流したとこさ、水飲み場あったべさ」
あったあった。5合目の水飲み場。
道も記憶も、しだいに消えていっちゃうね。

ススキに

 

 

 

 

ガマの穂。

 

 

 

 

それからさらに登って終点です。車ではここまで、あとは登山道になります。

1972年に行われた札幌冬期オリンピックの時の建物が、今だ残っています。
あれから40年が過ぎたんですね。

 

 

 

 

今はもう営業していない、手稲山ロープウェイの建物も、そのまま。
隣りに見える青い建物は、スキー場のリフトです。

 

 

 

 

 

 

 

 

手稲本町方面の遊歩道。

 

 

 

 

帰り道は旧道を下ります。
と言っても、さっきの草ぼうぼうの道じゃありません。
橋の所から、今でも車が通れるアスファルトの道路が続いています。
急だけど、昔、手稲オリンピアスキー場でアルバイトをしていた旦那さんはこの道を歩いて下って、15分で家についたんだと。

 

 

私達夫婦が見る所は、ついつい昔懐かしい所ばかりを探してしまいますが、現在の手稲山は、夏にはゴルフ場が、冬にはスキー場がオープンしています。

今は、この道を車で下れば、我が家までは、たったの5分になりました。

 

 

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